
前回の記事では、肩の痛みを抱えながらもなんとか初登板を無事に終えた所までお話ししました。
今回は、その続きとなる試合後の出来事についてお話ししていきます。
試合後には右腕(肘肩全部)のアイシングを行い、ストレッチも入念に行いました。
しかしどれも、怪我の再発を抑える行為にはなっていなかったのです。
では、ここから本編に入ります。
試合当日(グラウンドにて)
登板直後、私は直ぐにブルペンに向い、クールダウンがてらキャッチボールを行いました。
その後は試合終了の合図を待たずして、右肩右肘のアイシングを行いながらバックネット裏で1人試合を観戦していました。
その時の私は、
やっと高校初登板という「喜び」
本当に投げて良かったのかいう「後悔」
が入り混じった複雑な感情を抱いていました。
そしてその後試合は無事終わり、グラウンド整備が行われました。
その時です。
多くの部員が私に話かけにきてくれました。
「ナイスピッチング!」
「初めて見たよ小達のピッチング!」
「これからもっと試合で投げるの楽しみ!」
などなど。ここでは述べ切れないほど多くの嬉しい言葉を仲間達から頂きました。
入部から4ヶ月近く経ち、私は初めて「野球部の一員である」と心から感じる事ができたのです。
しかし同時にこの感情は今後数年間、決して湧き出る事のないものになってしまったのです。
試合当日(自宅にて)
グラウンド整備も無事に終わり、私はポール間にてLSD(ロング・スロー・ディスタンス)と肩周りのストレッチを入念に行った後、帰宅しました。
帰宅後は普段より長く風呂に入り、風呂上りには入念にストレッチを行い、ストレッチ後には再度肩のアイシングを行いました。(ご飯もたくさん食べました。)
今思い返すと、このストレッチは逆効果だったのではないかと感じます。
痛みながらも無理にストレッチを行った事で更に悪化してしまった。という可能性も拭いきれません...
当時の私にもう少し野球に関する知識があれば。
もう少し自らの身体をケアする心構えを有していれば。
今後の野球人生はまた違う方向に進んでいたのかもしれません。
最後に
「あの時こうしていれば。」
後悔しても仕方がない事ないのに、その事によって未だに苦しめられている方も多いと思います。
かくいう私もその1人です。
ただ、過去と向き合わなければいつまで経っても前に進むことはできません。
次回の記事では、登板後の続きのお話をしていきます。
お楽しみに。
では、本記事はここまでにします。
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